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制作過程

※このページは作成中です。

和風イラスト・和紙絵・切り絵・制作過程

カミヤ・ハセの作品は、すべて和紙を使用し、すべて手作業です。

その制作の過程を簡単に紹介します。

ラフスケッチ

連作「謡曲・胡蝶」の制作過程をご紹介いたします。(A3サイズ・パネル)

まず構図を決め、模造紙に鉛筆でラフスケッチをします。

このスケッチを元に型紙を作成することもありますが、今回はスケッチをコピーして

そのまま型紙として使用しました。

(参考)型紙作成

色見本

ラフスケッチをコピーしたものに色鉛筆で軽く着色し、

大雑把に全体の色のバランスを決めます。

今回は「夜の梅」のモチーフなので、黒を基調に

かなり色数を絞ってハイコントラストぎみの色遣いにします。

紙を選ぶ

色見本にしたがって、使用する和紙を選びます。

今回使用した紙は、左から

出雲民芸紙、透かし模様和紙、友禅千代紙(2種)、柳染めピンク、

因州和紙(板締め・赤)、金流紙(黒金)

その他肌色(因州和紙)、白(細川紙)など。

切る作業

型紙(今回はスケッチ)に従って和紙を切ります。

これは赤い梅(画面上部)を切り抜いた後の型紙。

貼る際のガイドとして使用します。

貼る作業

パネルに背景の黒(出雲和紙)を水貼りし、

遠景から貼っていきます。

後ろの梅の花と枝、胡蝶の精の翅を貼り終えたところです。

顔は最も繊細な作業が必要です。

明るい肌色の下に暗い色を貼り、上の紙を削って肌のグラデーションを出します。

鉛筆や筆での彩色は一切なしです。

 

全体を整える

極薄の典具帖紙などを使って全体の明度の調整をします。

明るくしたい、あるいはぼかしたい色の上に薄い和紙を貼り重ねます。

今回はコントラストの強い作品のため、

肌色以外には、ほとんど明度調整を行いませんでした。

完成

「謡曲・胡蝶」

早春に咲く梅と縁を結べたことを喜ぶ胡蝶の精を表現しています。

この作品は2017年、【和展mini】(表参道・76Cafe)に出品しました。